前橋市の小川晶市長が市職員との密会疑惑で大きな注目を集めています。群馬県前橋市の小川晶市長（42）が市職員の既婚男性と複数回ホテルを訪れていたことが報じられ、大きな波紋を呼んでいます。前橋市初の女性市長として期待されていただけに、この騒動は市民に大きな衝撃を与えています。
この記事では、密会相手とされる職員の名前や顔画像、そして小川市長本人の経歴について詳しく調査しました。
密会相手の職員は誰？名前と顔画像
柴崎徹氏のプロフィール
前橋市の男性幹部職員・柴﨑徹さん。総務部秘書広報課課長を務めていましたが、2025年9月25日に職員課の副参事へ人事異動になっています。
柴崎徹氏の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 柴崎徹（しばさき とおる） |
| 年齢 | 58歳前後（推定） |
| 前職 | 総務部秘書広報課課長 |
| 現職 | 職員課副参事（2025年9月25日付） |
| 人柄 | 真面目で物腰が柔らかい |
顔画像について
立花氏は動画の冒頭で、ラブホテル密会の相手とされる柴﨑徹氏の顔写真を公開した理由について明確に説明しています。「これ議会に出てる動画をスクショしただけなので、柴崎徹さんって公の人なんですよ。で、もちろん税金のお金もらってるんで公人です。公務員ですから」
柴崎氏の顔画像は、NHK党の立花孝志氏によって公開されました。議会映像からのスクリーンショットという形で、公務員として公の場に出ている映像が元となっています。
柴崎徹氏の経歴と人物像
市役所での経歴
NHK党の党首である立花孝志さんが簡単に説明してくれていました。2024年4月～：秘書課長、2025年9月25日：職員課（文化スポーツ観光部観光政策課副参事）
柴崎氏のキャリアは以下のようにまとめられます。
- 前橋市役所に長年勤務
- 2024年4月より総務部秘書広報課課長に就任
- 市長の最も近くで働く重要ポジション
- 2025年9月25日付で職員課副参事へ異動（実質的な降格）
人柄と評判
「前橋市の幹部でとてもまじめな方」と関係者は証言している。週刊誌の取材では「物腰が柔らかく、相談しやすい人柄」と評される。行政の現場では、細やかな気配りが求められるが、彼はその点で高く評価されていたようだ
同僚からの評価をまとめると、以下のような人物像が浮かび上がります。
- 真面目で誠実な性格
- 物腰が柔らかく相談しやすい
- 細やかな気配りができる
- 市長の相談相手として信頼されていた
密会の詳細と発覚の経緯
密会の内容
2025年7月から9月にかけて10回以上、前橋市郊外のラブホテルで面会。小川市長は「仕事上の相談・打ち合わせ」が目的であったと主張し、男女関係は一貫して否定しています
報道によると、密会は次のような状況でした。
- 期間：2025年7月から9月
- 回数：10回以上
- 場所：前橋市郊外のラブホテル
- 市長の主張：「仕事上の相談」
報道後の対応
報道の翌日である9月25日付で、「職員課副参事」へと異動。これは事実上の降格処分と見られています
報道後の主な動きは以下の通りです。
- 9月24日：週刊誌が報道
- 9月24日夜：小川市長が緊急会見を開催
- 9月25日：柴崎氏が副参事へ異動
- 市役所に3,800件超の苦情が殺到
小川晶市長のプロフィールと経歴
基本プロフィール
小川 晶（おがわ あきら、1982年〈昭和57年〉12月21日 – ）は、日本の政治家、弁護士。群馬県前橋市長（1期）、元群馬県議会議員（4期）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 小川晶（おがわ あきら） |
| 生年月日 | 1982年12月21日 |
| 年齢 | 42歳 |
| 出身地 | 千葉県匝瑳市（旧野栄町） |
| 職業 | 政治家、弁護士 |
| 現職 | 前橋市長（1期目） |
| 前職 | 群馬県議会議員（4期） |
学歴と弁護士資格
千葉県匝瑳郡野栄町（現・匝瑳市）の米農家の3人兄弟の第2子として生まれた。もともとは教員を目指していたが、1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件で自分と同い年の少年が逮捕されたことに衝撃を受けて弁護士を志した
小川市長の学歴と資格取得の経緯は以下の通りです。
- 清真学園高等学校・中学校卒業
- 中央大学法学部進学
- 2005年：司法試験合格（大学5年生時）
- 2006年：中央大学法学部卒業
- 2006年：司法修習生として前橋に移住
- 2007年：弁護士登録
政治家としての経歴
前橋市での司法修習を経て2007年に弁護士登録。11年の群馬県議選前橋市区に当時の民主党公認で立候補し、初当選しました
小川市長の政治家としてのキャリアは次のように展開しました。
- 2007年：前橋市内の法律事務所で弁護士として勤務
- 2011年：群馬県議会議員選挙に民主党公認で初当選
- 県議を4期13年務める
- 2024年：前橋市長選挙に出馬
- 2024年：前橋市初の女性市長として当選
- 戦後最年少での市長就任
市民の反応と今後の展開
市民からの厳しい声
前橋市役所には3,800件を超える苦情が殺到し、SNSでも批判的な意見が噴出。地元の山本一太群馬県知事からも「見苦しい」と厳しく断じられるなど、極めて深刻な事態に発展しています
報道後の反応は次のような状況です。
- 市役所への苦情電話：3,800件超
- SNSでの批判的な意見が多数
- 山本一太群馬県知事も苦言
- 市政への信頼が大きく揺らぐ
小川市長の今後
小川市長は会見で「誤解を招く軽率な行動で、深く反省している」と謝罪しましたが、男女関係は否定し続けています。市長としての職務は続投する意向を示していますが、市民からの信頼回復は容易ではない状況です。
前橋市初の女性市長として期待を集めていただけに、今回の騒動は残念な結果となりました。今後、市長としてどのように市政運営を立て直していくのか、注目が集まっています。
なぜ弁護士で市長の小川氏が不倫に走ったのか？
エリート街道の孤独
小川市長は弁護士資格を持ち、県議を4期務め、42歳という若さで市長に就任したエリート中のエリートです。しかし、このような華々しい経歴の裏には、大きなプレッシャーと孤独があったのかもしれません。
前橋市初の女性市長として、常に注目を浴び、完璧を求められる立場。誰にも弱音を吐けず、相談できる相手も限られていたのではないでしょうか。
身近な相手だからこその安心感
柴崎氏は秘書広報課長として市長の最も近くで働いていました。毎日顔を合わせ、仕事の悩みを共有し、市政の難しい判断を一緒に考える関係。こうした「分かり合える感覚」が、いつしか特別な感情に変わっていった可能性があります。
特に市長という孤独な立場では、自分を理解してくれる存在がどれほど心の支えになったか。そこに甘えが生まれてしまったのかもしれません。
法律家ゆえの「線引き」の甘さ
弁護士という職業柄、小川市長は「何が違法で何が合法か」という線引きには敏感だったはずです。しかし、だからこそ「法律的には問題ない」という考えが、倫理的な判断を鈍らせた可能性があります。
「男女関係ではないから問題ない」「あくまで仕事の相談」という理屈で自分を納得させ、ラブホテルという場所の持つ意味を軽く考えてしまったのではないでしょうか。
若さゆえの判断ミス
42歳という年齢は、政治家としてはまだ若い部類に入ります。市長就任から間もない時期は、特に多くの重圧とストレスにさらされていたはずです。
人生経験豊富なベテラン政治家であれば、こうした行動が引き起こすリスクを冷静に計算できたかもしれません。しかし、小川市長には「これくらい大丈夫」という楽観的な判断があったのかもしれません。
女性市長というプレッシャー
前橋市初の女性市長という立場は、想像以上のプレッシャーがあったと考えられます。「女性だから」と色眼鏡で見られることへの反発、常に模範的でなければならないという重圧。
そうしたストレスの逃げ場として、密会という形で心の安らぎを求めてしまったのかもしれません。皮肉なことに、女性市長として期待されていたからこそ、その期待に押しつぶされそうになっていた可能性があります。
まとめ
小川晶市長の密会相手とされる柴崎徹氏は、総務部秘書広報課課長という市長の側近ポジションにいた58歳の既婚男性職員でした。真面目で信頼されていた人物像と、今回の騒動のギャップに多くの人が驚いています。
小川市長自身も、42歳の若さで弁護士から政治家へ転身し、前橋市初の女性市長として華々しくスタートを切っただけに、今回の問題は政治生命に関わる重大な事態となっています。
エリートとしての孤独、身近な相手への依存、法律家ゆえの判断の甘さ、若さゆえの軽率さ、そして女性市長という重圧。これらの要素が複雑に絡み合い、今回の事態を招いてしまったのかもしれません。
どんなに優秀な人でも、人間である以上、弱さや迷いを抱えています。しかし、公職にある者として、その立場と責任の重さを改めて認識する必要があります。
市民からの信頼をどう取り戻すのか、そして市政をどのように立て直していくのか。小川市長の今後の対応が注目されています。
