2025年11月16日、東京・港区赤坂のライブハウス前で、40代の女性歌手が見知らぬ男に刺される事件が起きました。
ニュースでは「赤坂のライブハウス刺傷事件」「赤坂ライブハウス殺傷事件」などと呼ばれています。(テレ朝NEWS)
この記事では、
- 事件の現場は赤坂のどのあたりなのか
- 監視カメラに映った犯人の動き
- そこから考えられる逃走経路のパターン
- ライブハウス周辺で気をつけたい防犯ポイント
を、中学生でもイメージしやすいように整理していきます。


※ここで書く「逃走経路」は、あくまで報道された事実+一般的な地理情報からの推測であり、犯人を特定するものではありません。
赤坂ライブハウス殺傷事件の概要をおさらい
まずはニュースで出ている基本情報から。
- 発生日時:2025年11月16日(日)午前10時30分ごろ(テレ朝NEWS)
- 場所:東京都港区赤坂のビル地下1階にあるライブハウス前の通路(テレ朝NEWS)
- 被害者:40代の女性
- ライブ出演者とみられ、歌手として現場のライブハウスに出演予定(テレ朝NEWS)
- ケガの内容:
- 左わき腹(腹部)と手を刃物で刺される・切りつけられる
- 腹部の傷は臓器に達する重傷と報道(FNNプライムオンライン)
- 被害者の証言:
- 「刺した男とは面識がない」と話している(テレ朝NEWS)
- 犯人の状況:
- そのまま現場から逃走
- 殺人未遂の疑いで警視庁が行方を追っている(テレ朝NEWS)
被害女性は搬送時、意識はあったものの、その後容体が悪化して「予断を許さない状態」とも報じられています。(テレ朝NEWS)
現場はどこ?「赤坂見附駅から約100m」の雑居ビル
報道をまとめると、現場は次のような場所です。
- 最寄り駅:東京メトロ「赤坂見附駅」
- 距離感:駅からおよそ100mほどの場所(テレ朝NEWS)
- エリア:
- ホテルや飲食店、バーなどが立ち並ぶにぎやかな通り沿い
- ビルの地下1階に、飲食店とライブハウスが入っている構造(テレ朝NEWS)
報道では、具体的なビル名やライブハウス名は公表されていません。
これは、
- 被害者や出演者への配慮
- 関係者や周辺店舗への風評被害を避けるため
と考えられます。
なので、この記事でも
- 「赤坂見附駅から徒歩数分」
- 「ホテルや飲食店が多い通り沿いの雑居ビル」
といった**“エリア情報”までにとどめて、ビル名や店名は書かない**スタンスでいきます。
参考までに、ニュースでよく出てくる「赤坂見附駅周辺のイメージ」はこんな感じです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 港区赤坂2〜3丁目周辺 |
| 近くの通り | 一ツ木通り、赤坂通り など |
| 雰囲気 | オフィス街+飲食店街+ホテルが混ざった繁華街 |
| 昼間 | ビジネスマン・観光客・買い物客が多い |
| 夜 | 飲食店・バー・ライブハウス・クラブなどで人通りが増える |
人通りが多いエリアなのに、地下の入口周辺は“意外と死角ができやすい”。
これが、今回のような事件で狙われやすい要因のひとつかなと感じました。
犯人の特徴は?監視カメラと目撃情報から整理
ニュースでは、犯人とみられる男について次のような情報が出ています。
- 黒い帽子をかぶっていた
- 黒っぽい作業着のような服装
- マスクをしていた
- 身長はおよそ180cmくらいの男性(テレ朝NEWS)
さらに、目撃者の証言や防犯カメラから、
- 現場近くの路地を勢いよく走っていた
- 角を曲がった先に止めてあった自転車に飛び乗った
- 自転車で赤坂警察署の方向、さらに青山方面へ走り去った(テレ朝NEWS)
といった情報も出ています。
まとめると、現時点で報じられている犯人像はこんなイメージです。
| 項目 | 内容(報道ベース) |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 約180cm前後の長身 |
| 服装 | 黒い帽子、黒い作業着、マスク |
| 行動① | 事件の1時間ほど前からビル周辺をうろついていた(FNNプライムオンライン) |
| 行動② | 女性がビルに入った後に、同じビルに入っていったとみられる(FNNプライムオンライン) |
| 行動③ | 犯行後、路地を走り、自転車に乗って逃走 |
| 行動④ | 自転車で青山方面に向かって走り去る姿が防犯カメラに映る(テレ朝NEWS) |
ここから見えてくるのは、
- 偶然その場に居合わせた、というより「待ち伏せ」に近い動き
- 「自転車を使った逃走ルートをあらかじめ決めていた可能性」
という2点です。
監視カメラから見える犯人の逃走経路を考察
次に、「監視カメラに映った動き」から逃走経路をイメージしてみます。
報道で出ている流れ
報道内容を時系列で並べると、こうなります。
- 事件の約1時間前
- ビル周辺をうろつく男の姿が防犯カメラに映る
- ライブハウスがあるビル周辺を行ったり来たりしていた(FNNプライムオンライン)
- 女性が現場のビルに到着
- 歌手の女性はライブ出演のためビルを訪れる
- 地下1階のライブハウス前で、鍵が開くのをひとりで待っていたとみられる(名古屋テレビ〖メ~テレ〗)
- 女性がビルに入った後、男がビルに入る
- 防犯カメラの映像から、男が後を追うように中に入った可能性が指摘されている(FNNプライムオンライン)
- ライブハウス前の通路で犯行
- 地下1階のライブハウス前で腹と手を刺す・切りつける(テレ朝NEWS)
- 地上へ駆け上がり、路地へ
- 目撃者によると、男が勢いよく走ってきた
- 角を曲がったところに自転車が置いてあり、飛び乗って逃走(テレ朝NEWS)
- 自転車で青山方面へ
- 防犯カメラには、自転車で青山方面へ向かう姿が映っていた(テレ朝NEWS)
想定される逃走ルートのパターン
地図をざっくりイメージすると、こんなルートが考えられます(あくまで一般的なパターン)。
- 地下1階 → 階段・エレベーターで1階または地上出口へ
- ビルのエントランスを出て、人通りの少ない細い路地へ
- 角を曲がったあたりに止めておいた自転車に乗る
- 一ツ木通りや周辺の道を抜けて、**青山方面(外苑方向)**へ向かう
赤坂は、
- 表通りは人通りと防犯カメラが多い
- 一歩裏に入ると細い路地やビルの間のスペースが多い
という街です。
そのため、犯人が
- あらかじめ「自転車を置く場所」も決めていた
- 防犯カメラの死角や裏道にもある程度詳しかった
可能性は十分あると感じます。
「現場は地下」「自転車で逃走」が意味すること
この事件の特徴を整理すると、
- 犯行場所はビルの地下1階のライブハウス前
- 犯行後は地上に出て、自転車で高速移動
という組み合わせです。
ここから読み取れるポイントを、少し噛み砕いて考えてみます。
① 地下は「狙いやすく、逃げにくい」場所
地下の通路は、
- 人通りが少ない
- 周囲から見えにくい
- 音も地上に届きにくい
など、加害者にとっては狙いやすい場所です。
一方で、逃げる側からすると
- 出口が限られる
- 逃げ道を間違えると袋小路になりやすい
というリスクもあります。
つまり、地下での犯行は
「勢いだけでやった」というより、
“逃げ方まである程度イメージした上での犯行”
という印象を受けます。
② 自転車逃走=土地勘がある可能性
自転車で青山方面に向かった、という報道もポイントです。(テレ朝NEWS)
- 電車やタクシーだと防犯カメラや目撃証言が残りやすい
- 徒歩だと追跡されやすく、移動範囲も限られる
その点、自転車は
- 歩道と車道を使い分けて、スピードも出せる
- 路地を細かく抜けやすい
- ある程度土地勘がないと使いづらい
という性質があります。
個人的には、
- 赤坂〜青山エリアを普段から利用していた
- 通勤・仕事・遊びなどで、道を知っていた
といった「地元まではいかないけれど、結構詳しい人」の可能性が高いのかなと感じました。
もちろん、これはあくまで地理感覚からの推測です。
ライブハウス周辺で気をつけたい防犯ポイント
今回の「赤坂ライブハウス殺傷事件」は、音楽ファンや出演者にとってもショックの大きい事件です。
同じような場所に行く人向けに、「ここは気をつけたい」というポイントも整理しておきます。
ライブハウスでの待ち時間に注意
報道によると、被害女性は
- 店の鍵が閉まっていたため
- ライブハウス前でひとりで待っていた
とされています。(名古屋テレビ〖メ~テレ〗)
この状況は、全国どこでも起こりやすいと思います。
できるだけ避けたいポイント
- 地下の入口やビルの陰、人気の少ない場所でひとりきり
- イヤホンをしてスマホだけ見ている
- バッグや機材で両手がふさがっている
自分でできる対策の例
- できるだけ地上の明るい場所でスタッフや仲間を待つ
- 到着時間と場所を、事前にグループLINEなどで共有しておく
- 不審な人(同じ場所をぐるぐるしている・こちらをじっと見ているなど)がいたら、距離をとって場所を移動する
- すぐに逃げ込めるコンビニやカフェ、ホテルのロビーなどを把握しておく
「自分が悪いわけじゃないのに、なんで気をつけないといけないの?」と思う気持ちも分かります。
ただ、こういう事件を知ってしまった以上、“自分の身を守る技術”として持っておく価値はあると感じます。
事件を追う側としてのスタンスと、個人的な感想
最後に、この赤坂ライブハウス殺傷事件についての、個人的なスタンスと感想です。
- まずは何より、被害にあった女性が回復してくれることを願いたい
- 犯人が今も逃走中という事実は、本当に怖いし、早く捕まってほしい(テレ朝NEWS)
- 一方で、「どこのライブハウスか」「誰のライブか」をネットで特定しようとする動きには、かなり危うさを感じる
トレンドブログを書いていると、
- 「現場はここだ!」
- 「この店じゃないか?」
といった“アクセスが伸びそうなネタ”に、どうしても目が行きがちです。
でも今回のように、
- 公式には店名も被害者名も出ていない
- まだ犯人も動機も分かっていない
という段階では、
事実ベースの情報+地理的なイメージまでにとどめる
この線引きはかなり大事だと思います。
赤坂のライブハウスは、アマチュアからプロまで、たくさんのアーティストにとって「大事な表現の場」です。
そこでこんな事件が起きたことは本当に残念ですが、だからこそ、
- 会場側の防犯対策
- 出演者側のセルフディフェンス
- 観客やファンの危機意識
が少しずつでもアップしていけば、同じような被害を減らすことにつながるはずです。
まとめ
この記事のポイントを最後に整理します。
- 現場は港区赤坂のビル地下1階のライブハウス前
- 赤坂見附駅から約100m
- ホテルや飲食店が多い通り沿いの雑居ビル(テレ朝NEWS)
- 被害女性は40代の歌手で、ライブ出演のために現場を訪れていた
- 犯人は
- 黒い帽子・黒い作業着・マスク姿
- 身長180cmくらいの男性
- 事件の1時間前から現場周辺をうろつき、犯行後は路地を走って自転車で青山方面へ逃走(テレ朝NEWS)
- 地下のライブハウス前という「死角になりやすい場所」での犯行と、自転車を使った逃走ルートから、ある程度の計画性や土地勘がうかがえる
- 私たち側も、ライブハウスを利用するときは
- 地下入口でひとりで長時間待たない
- 周囲の様子に注意する
- おかしいと感じたら場所を変える・人に知らせる
といった、小さな防犯意識を持っておきたいところです。


今後、新しい情報(犯人の逮捕・動機・詳しいルートなど)が出れば、また事実ベースで内容をアップデートしていく必要があります。
現時点では、「どこで」「どんな状況で」起きた事件なのかをしっかり整理しつつ、感情だけで暴走せずに見守ることが大切だと感じました。
